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日本語ワープロ検定試験 2級・準2級速度模擬問題 4 684字
わたしたちの周囲(しゅうい)には、名前(なまえ)がそのまま見(み)た目(め)や習性(しゅうせい)を表(あらわ)している動物(どうぶつ)がたくさんいます。手(て)が長(なが)いためにそう呼(よ)ばれるテナガザルはおなじみですが、テッポウウオもその一(ひと)つでしょう。インド洋(よう)から西太平洋(にしたいへいよう)にかけての熱帯域(ねったいいき)に広(ひろ)く分布(ぶんぷ)し、日本(にほん)でも沖縄県(おきなわけん)周辺(しゅうへん)に生息(せいそく)しているという記録(きろく)があるようです。海水(かいすい)と淡水(たんすい)が混(ま)じり合(あ)う河口(かこう)付近(ふきん)などに多(おお)く見(み)られるようですが、川(かわ)の中流(ちゅうりゅう)や上流域(じょうりゅういき)の他(ほか)、浅瀬(あさせ)にもすんでいるといわれています。
この生(い)き物(もの)は、まさに名前(なまえ)のとおり鉄砲(てっぽう)のように口(くち)から水(みず)を勢(いきお)いよく発射(はっしゃ)し、川面(かわも)近(ちか)くにいる昆虫(こんちゅう)などを撃(う)ち落(お)として食(た)べるという生態(せいたい)がよく知(し)られています。獲物(えもの)を狙(ねら)うときは、水面(すいめん)に口(くち)を突(つ)き出(だ)して、近(ちか)くに垂(た)れ下(さ)がった植物(しょくぶつ)などに止(と)まっている虫(むし)に向(む)かって噴射(ふんしゃ)して命中(めいちゅう)させます。そうして落(お)ちてくる獲物(えもの)を食(た)べるのです。まさに、狩(か)りのような行動(こうどう)だといえるでしょう。20センチほどの体長(たいちょう)でありながら、1メートル以上(いじょう)も水(みず)を飛(と)ばせるといいます。さらに、空気(くうき)と水(みず)の境界(きょうかい)で光(ひかり)が曲(ま)がることも補正(ほせい)して狙(ねら)うことができるというから驚(おどろ)きです。とても特殊(とくしゅ)な能力(のうりょく)ですが、命中率(めいちゅうりつ)には個体差(こたいさ)があるそうで、そのあたりに親近感(しんきんかん)が湧(わ)きます。
水面(すいめん)を泳(およ)ぐアメンボ類(るい)や川(かわ)に落(お)ちてきた小(ちい)さな生(い)き物(もの)、さらには小魚(こざかな)なども口(くち)にするため、捕食(ほしょく)の際(さい)に必(かなら)ず水鉄砲(みずでっぽう)を使(つか)うわけではありません。それでも、水(みず)の中(なか)の獲物(えもの)だけでなく、水面(すいめん)や水辺(みずべ)にいる虫(むし)にまで狙(ねら)いを定(さだ)めるようになった彼(かれ)らの生(い)き方(かた)は、実(じつ)に興味深(きょうみぶか)いものだと思(おも)いませんか。比較的(ひかくてき)大(おお)きな個体(こたい)は食用(しょくよう)にされることもあるといいますが、日本(にほん)ではそのユニークな習性(しゅうせい)が注目(ちゅうもく)され、水族館(すいぞくかん)でも人気(にんき)を集(あつ)めています。
日本語ワープロ検定試験 2級・準2級速度模擬問題 5 687字
日本(にほん)には、たくさんの水族館(すいぞくかん)があり、その数(かず)は世界(せかい)でもトップクラスだといわれています。その目的(もくてき)はただ単(たん)に水(みず)の中(なか)で暮(く)らす生(い)き物(もの)を展示(てんじ)するだけではありません。普段(ふだん)、なかなか目(め)にすることができないシャチやイルカなどを間近(まぢか)で見(み)たり、触(ふ)れ合(あ)ったりすることで、命(いのち)の大切(たいせつ)さや尊(とうと)さを感(かん)じられるよう工夫(くふう)されています。
その昔(むかし)、水族館(すいぞくかん)は動物園(どうぶつえん)の中(なか)の施設(しせつ)として誕生(たんじょう)しました。当初(とうしょ)は、まるで列車(れっしゃ)の窓(まど)のようなガラスが並(なら)んだ水槽(すいそう)に、フナやコイなどの淡水(たんすい)生物(せいぶつ)を中心(ちゅうしん)に展示(てんじ)していたようです。その後(ご)、飼育(しいく)のために使(つか)う海水(かいすい)の管理(かんり)技術(ぎじゅつ)が発達(はったつ)したことから、大規模化(だいきぼか)が進(すす)み、シャチやアザラシなどのさまざまな生(い)き物(もの)が飼育(しいく)展示(てんじ)されるようになりました。そのころは、主(おも)に強化(きょうか)ガラスが使用(しよう)されていましたが、これには幾(いく)つもの課題(かだい)があったそうです。まずその性質上(せいしつじょう)、加工(かこう)には不向(ふむ)きであり、大(おお)きくすることや特殊(とくしゅ)な形(かたち)にするなどには限度(げんど)があるという点(てん)です。強度(きょうど)も、大量(たいりょう)の水圧(すいあつ)に耐(た)えられるようにしなければなりませんが、ガラスを何枚(なんまい)も重(かさ)ねてしまうと透明度(とうめいど)が失(うしな)われてしまいます。
そこで、国内(こくない)の企業(きぎょう)が開発(かいはつ)したのが、アクリル素材(そざい)で作(つく)った新(あたら)しいガラスです。これは強度(きょうど)と耐久性(たいきゅうせい)があり、透明度(とうめいど)も優(すぐ)れています。さらに加工(かこう)しやすいというメリットがあり、大(おお)きな1枚(まい)のパネルにしたり、曲(ま)げてカーブを付(つ)けたりすることもできるようになりました。このアクリルガラスの登場(とうじょう)によって、独特(どくとく)なアーチのトンネルや驚(おどろ)くような巨大(きょだい)水槽(すいそう)など、さまざまな形(かたち)のものを作(つく)ることが可能(かのう)になりました。日本(にほん)に数多(かずおお)くの水族館(すいぞくかん)が存在(そんざい)するのは、こうした企業(きぎょう)の努力(どりょく)があるからだといえるでしょう。
日本語ワープロ検定試験 2級・準2級速度模擬問題 6 687字
かりんとうは、素朴(そぼく)でどこか懐(なつ)かしいお菓子(かし)です。全国(ぜんこく)各地(かくち)には、香(こう)ばしく油(あぶら)で揚(あ)げたもの、軟(やわ)らかく軽(かる)い食感(しょっかん)に焼(や)き上(あ)げたタイプなど、さまざまなものがあります。
その起源(きげん)は、諸説(しょせつ)あるようですが、一(ひと)つは奈良(なら)時代(じだい)に中国(ちゅうごく)から伝(つた)わったとするもので、小麦粉(こむぎこ)を使(つか)った生地(きじ)を油(あぶら)で揚(あ)げた甘(あま)いお菓子(かし)が原型(げんけい)だといわれています。そして、関西(かんさい)を中心(ちゅうしん)に高級(こうきゅう)菓子(がし)として発達(はったつ)していきました。しかし、当時(とうじ)の日本(にほん)には砂糖(さとう)を作(つく)る技術(ぎじゅつ)がなかったため、しばらくは限(かぎ)られた人(ひと)しか口(くち)にすることができない希少(きしょう)なものだったようです。一方(いっぽう)、関東(かんとう)では生地(きじ)を長(なが)めに発酵(はっこう)させることでサクサクとした食感(しょっかん)に仕上(しあ)げ、そこに白砂糖(しろざとう)をからめたものが上流(じょうりゅう)階級(かいきゅう)向(む)けに作(つく)られていたそうです。現在(げんざい)のようなスタイルは明治(めいじ)時代(じだい)に浅草(あさくさ)の和菓子店(わがしてん)が、黒糖(こくとう)をまぶして販売(はんばい)した棒状(ぼうじょう)のお菓子(かし)がルーツだと伝(つた)えられています。
この名称(めいしょう)にも幾(いく)つかの説(せつ)が存在(そんざい)するようです。一(ひと)つは、見(み)た目(め)や質感(しつかん)がカリンの木(き)や実(み)と似(に)ているからというものです。他(ほか)にも、それをかんだときの音(おと)から名付(なづ)けられたという説(せつ)もあります。いずれにしても何(なん)とも愛(あい)らしい由来(ゆらい)を持(も)つかりんとうは、今(いま)も昔(むかし)も人気(にんき)のあるスイーツです。最近(さいきん)では、各地(かくち)の名産品(めいさんひん)を組(く)み合(あ)わせた多様(たよう)なフレーバーのものが数多(かずおお)く販売(はんばい)されています。甘(あま)いものだけでなく、みそやしょうゆ、塩(しお)にチーズなど、実(じつ)にさまざまな種類(しゅるい)があり、色(いろ)もカラフルで見(み)た目(め)も楽(たの)しく工夫(くふう)されています。
ちなみに11月(がつ)10日(か)は、かりんとうの日(ひ)として日本(にほん)記念日(きねんび)協会(きょうかい)に登録(とうろく)されています。これはそれが並(なら)んでいるイメージに加(くわ)え、糖(とう)と10(とお)と読(よ)む語呂合(ごろあ)わせから、この日(ひ)に制定(せいてい)されています。